大塩 博美 OSHIO Hiromi
 - Yellow Air - コンセプト

長崎の夏は暑い。湿気も感じないほどだ。陽ざし(太陽)は、体内の水分をグラグラと沸騰させるがごとく、身体を焦がしてゆく。この地は極東、随分と太陽に近い感じを受ける。そんな地によくも原爆なんか落としたものだと思う。中央アジアの陽ざしは、乾燥した空気のなか、太陽の熱気と紫外線がギリギリと、矢のごとく身体を射す。この地は天竺、世界の屋根、いろんな人種の入り交じる地。ここは実際、地球上で最も太陽に近いところだ。
極端な自然環境あるいは状況のなかにひとが立つ時、五感は朦朧となり、意識だけは逆に鋭敏になる。そんな虚ろう大気のなかに感じたもの。それが、Yellow Air - 危険で、とぎすまされた、心地よい、風の感触であった。そのような空気を表現すること。「Yellow Air」はそんなドライな空気を意識したものだ。

追記
少し前Iron Drawingという言葉をよく使っていました。ラフスケッチするように、鉄による自由奔放な表現として定義していた。それは今も製作の中で重要な意味を持っています。 絵画を、点、線、面の構成要素で考える見方があります。それを、素材、空間、現実という定義に置き換えたとき、それは現代の表現論であるのではないかと思ったりしています。絵画であれ彫刻であれ、美術の中では一つのカテゴリーでしかく、表現の本質は何をあらわすかではないだろうか。自分にとってリアリティのある表現とは、などと思いめぐらしています。まあ、まだまだラフスケッチの状態が続きそうです。


飛べない鳥
花園
□○△
Yellow Air
インスタレーション Yellow Air


住所

TEL

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事務所
住所
〒192-0154
東京都八王子市下恩方町2176
事務所名 アートソーコ53/アトリエ53

TEL
042-331-5543
FAX
042-331-5543


生年月日
1955年
出身地
長崎県
出身校
多摩美術大学大学院


代表作品

受賞歴
・第1回「北九州絵画ビエンナーレ」展入賞(北九州美術館)、'78「日仏現代美術」展 入賞、「近藤等則 有明MZAコンサート」舞台美術(東京)、 高城病院外壁レリーフ制作(長崎県島原市)
展覧会
[ 個展 ]
ギャラリー手、真木画廊,コバヤシ画廊、ギャラリーQ+1、アートフォーラム谷中、玉川高島屋、仙川プラザ・ギャラリー
[ グループ展 ]
「表現の現場」展(多摩美術大学院構内)、「概念と空間」展(千葉県立美術館)、「大谷地下美術展」(栃木県宇都宮市 大谷資料館)「トポロシカル・オーケストラ」(神奈川県民ホール)、「第2回犀川国際アートフェスティバル」(長野県信州新町)、多摩川野外美術展(多摩川河川敷)、日韓現代美術交流展(韓国 清州)、「夏アルプスWaミュージアム展」(長野)、ながさき・水の波紋'95展(被爆50周年祈念アートフェスティバル)、東京湾・トラッシュ・ライブ(ゴミと美術家達)in台場 潮風公園、MinM Project,展、アートソーコ53の企画・運営に参加